OSAKA-TOM’s diary

古墳散策

白木1号墳

白木しらき1号墳は、大阪府南河内郡河南町かなんちょう白木にあるが詳細不明。2023年4月7日河南町周辺の古墳をグーグルマップで検索した際に位置情報が表示されていて、開口する横穴式石室の写真が3~4枚掲載されていたので、2023年4月18日(火)訪問。

グーグルマップの位置情報に掲載されていた3~4枚の写真(石室開口部周辺、石室等)を頼りに、50分程探し回り、ようやく横穴式石室を見つけた。

結果的に、4月7日現在グーグルマップに表示されていた位置は20~30m程北にズレていたことが分かった(正確な位置は上記の黄色〇)。大した距離ではなさそうだが、10m前後の古墳で、しかも木々が繁茂する丘陵にある古墳を探す場合、致命的になることもある。また、掲載されていた写真がかなり古く、木々が殆ど生えておらず、遠くからでも開口部が確認できそうな状態の写真だったが、実際は木々の中に埋もれ、近くによっても気付かない状況だった。

 *後日、グーグルマップに「位置情報の変更を提案」したので、4/30現在白木1号墳の表示は出ていません。

開口部に茂る笹の隙間から、自撮り棒を差し込んで撮影。

開口部                       羨道部先端(向かって)右側壁

 *画像は、(スマホでも)PC版ならクリック(タップ)すると拡大されます。スマホ版ならピンチ拡大下さい。

時間を掛ければ、笹を掻き分け、開口部に散乱する缶やペットボトルを除去し、匍匐前進で入室できたかもしれないが・・・? 結局、自撮り棒を差し込んでの撮影のみ。

開口部から(自撮り棒の精一杯の長さ)1m程の地点。

羨道は、かなり土砂が埋まっているが、長さ2~2.5m程、両袖式と思われる。玄室も遺存しているようだ。

 

なお、その他白木1号墳に関する情報は全く得られなかったので、北側を走る府道200号線(上河内富田林線)からのルートを掲載します(巻頭図参照)。

ワールド牧場への進入路から120m西へ下った所に、白木1号墳方面に抜ける登り口がある。ただし庭木栽培用の私有地と思われるので、関係者がおられたら許可を得る必要があるでしょう。

            獣除けフェンスがあるが施錠はされていない。

右上端の写真にある目印の小屋から、畦道を行く。

小屋と同じ段にある畦道を南方向に、

道なりに突き当りまで行き、斜面を東に入る。

                     ↓ 黄〇の石材の少し南上の茂みの中にある。

なお、庭木栽培用の私有地が通れなくても、目印の小屋まで迂回する道はある。

 *************************************

 * 古墳ブログに掲載されている写真は、季節や経過年数により周辺の様子や *

 * 目印が変わることが多い。特に訪問日時や撮影日時の分からない写真には *

 * 要注意です。                            *

 *************************************