2023年4月10日(月)訪問。樟木谷くすのきだに古墳は大阪府富田林市とんだばやしし小金台1丁目にある4世紀後半？の方墳。
すぐ東側の「甲田西児童遊園」内には、小金平こがねひら古墳の石室が移築保存されている。徒歩なら青矢印(急坂)を登れるが、車なら明治池中学から回り込まないといけない(赤矢印)。
この周辺で唯一墳丘が残る。とは言え、見た目には子供が喜んで登りそうな土山にしか見えないが・・・。
北望 北東望 南東望
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令和元年調査で、東側にほぼ隣接していた宮林みやばやし古墳(消滅、方墳)と向きを揃えており、辺30m程・高さ5m弱の方墳と推測された。残存墳丘は対角線の西半分のようだ。築造時期は不詳だが、宮林古墳との類似点から4世紀後半頃に築造されたとも推察されている。北側斜面からは径20㎝程の柱を立てる立柱遺構(南北約 1.4m・東西約 0.7m・深さ約1m)が1つ見つかっている。
令和元年度「富田林市内遺跡群発掘調在報告書」第4章樟木谷古墳・小金平古墳群 図22樟木谷古墳復元案
