2023年4月10日(月)訪問。廿山つづやま古墳は、大阪府富田林市とんだばやしし廿山2丁目にある4世紀代の前方後円墳。
市道(川西半田線)の廿山トンネルの上にあり、下からは見れないので、市道南側の福祉施設方面に入る。
市道沿いの施設標識
*画像は、(スマホでも)PC版ならクリック(タップ)すると拡大されます。スマホ版ならピンチ拡大下さい。
施設手前に墳丘へ登る階段があるが、登り切った所が施錠されており立入れない。文化財(平成11年大阪府指定文化財指定)保護の為か、危険だからか、福祉施設への迷惑防止からか・・・?
施設の手前(西側)にある墳丘(赤〇)への階段
市道から福祉施設への進入口を入って約40m程の左手(東側)に登れそうな場所があった。フェンスも無かったので、つい登ってしまった。よい子はマネしないでください。
グーグルマップ下部の赤枠が墳丘への階段、黄矢印が登り口。
標高130m程の丘陵上で、前方部を東に向ける全長48mの前方後円墳。4世紀代(後半?)築造と考えられている。内部施設は不詳だが、粘土槨であったと考えられている。明治16年に副葬品が出土した記録があり、現在は銅鏃9本が東京国立博物館に収蔵されているとのこと。笹薮のため墳形は殆ど分からないが、下の写真が多分後円部なのだろう。
南東望 東望 北東望
【参考】
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当古墳の40m程北には二本松古墳がある。
廿山古墳から二本松古墳へ 墳裾北望