下池山古墳
2019.7.17(水) ㉒栗塚古墳→㉓下池山古墳
天理市内の古墳23ヵ所散策の詳細版「馬口山古墳」からの続き・・・・・。
栗塚古墳
天理市成願寺町。古墳時代前期?120mの前方後円墳。前方部は削平され169号線が通る。発掘調査未実施で詳細不明。後円部すぐ横はコンビニの駐車場。
*GoogleMapsを編集・加工しています。栗塚古墳近景東望 同左遠景北望



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下池山古墳
全長約120m。H7~8年(1995~96)に石室調査がおこなわれ、長さ約7mの竪穴式石室を検出している。内部からコウヤマキの刳抜式割竹形木棺残片とともに鉄製品等が出土。石室の北西側には小石室が発見され、その内部からは径約38cmの内行花文鏡が出土したらしい。H26年10月国史跡。
東望 後方部南東望 後方部南西望 後方部北端西望 後方部東面南望





この栗塚古墳・下池山古墳のすぐ東側に西山塚古墳や西殿塚古墳(手白香皇女陵=衾田陵ふすまだのみささぎに治定)、中山大塚古墳。さらに169号線を1km程南下すると、黒塚古墳、行燈山古墳(崇神陵=山辺道勾岡上陵やまのべのみちのまがりのおかのえのみささぎに治定)、渋谷向山古墳(景行陵=山辺道上陵やまのべのみちのえのみささぎに治定)等の柳本古墳群。そして桜井市に入ると、珠城山古墳群、纏向古墳群、箸墓古墳等々の超有名古墳があり、169号線沿いの古墳は枚挙に暇がない。