OSAKA-TOM’s diary

古墳散策

茅原大墓古墳周辺

茅原大墓古墳周辺

2020.3.9(月) ツヅロ塚古墳・ツクロ塚・石神塚古墳、茅原大墓古墳、茅原狐塚古墳。

JR万葉まほろば線(桜井線) 巻向駅~三輪駅周辺

YAHOO!地図を編集・加工しています。

①~③は「巻野内石塚古墳周辺」、④⑤は「ホケノ山古墳周辺」を参照下さい。

巻野内石塚古墳 - OSAKA-TOM’s diary

ホケノ山古墳 - OSAKA-TOM’s diary

 

茅原大墓古墳周辺にも、いくつかの小墳が点在する。

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遺跡地図517狐塚辺りに土壇状の高まりはあったが、位置が北に寄り過ぎているので違うのか?。また549毘沙門塚古墳の位置には、田圃しかない。

ツヅロ塚古墳・ツクロ塚・石神塚古墳

ツヅロ塚古墳 西望                 近景南望         墳頂

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赤○ツヅロ塚 黄〇ツクロ塚     ツクロ塚南西望          東面 西望

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石神塚古墳西望      北西望         狐塚ではないと思うが?  毘沙門塚跡

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茅原大墓古墳

巻頭地図の⑥。桜井市大字茅原。帆立貝形前方後円墳。後円部3段、前方部2段築成。全長約86m、後円部径約71m。古墳時代中期初頭頃(4世紀末頃)。茅原集落の北側に接する墳丘は、後円部が現状で高さ9m前後で、その北側に高さ1~2mの前方部がある。また墳丘西側にある池は、墳丘を取り囲む周濠の形と考えられるとのこと。

南西望                       西望           案内

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かなり整備されていて、墳頂にも簡単に昇れる。

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墳頂から見ると、後円部に比べ前方部が短い「帆立貝式古墳」とよくわかる。

南東望          南西望          北東望          前方部見下ろし

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茅原狐塚古墳

巻頭地図の⑦。茅原大墳古墳の南西、直線距離で400m程。茅原集落とJR桜井線に挟まれた田圃の中にある。 墳丘は削られ、巨大な南に開口する横穴式石室が露出している。奈良県下最大級の横穴式石室で、長さが17m程とのこと。古墳は40m程度の方墳と考えられるらしい。田圃の用水路にでもなっているのか、石室下部は水没しており、外から眺めるしかない。石室内に石棺が三つあったとのことだが、存否は確認出来ない。
南西望          西望           北望
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天理市勾田町の天理高校敷地内にある塚穴山古墳(6世紀末~7世紀初頭の終末期円墳)の17m程の巨石石室や、あの19mの石舞台古墳(7世紀初頭)石室に匹敵するほどだが、案内標識も全く無く、田圃の真ん中に放置された感がある。何といっても、石室の天井石の巨大さは圧巻である。

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天井石西望        石室東面         石室奥側         石室奥壁天井部

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