岩坂大芝古墳群
2021.11.26(金)岩坂大芝古墳群は桜井市岩坂(下)集落の北側尾根にあり、うち1基に半壊石室がある。
165号線「出雲」交差点から右の脇道(一方通行)に入り、すぐを右折し南に。川を渡ってすぐ最初の変則T字路から、すぐのところを南西入ると、田圃の真ん中に野見宿禰塚跡がある。
T字路 野見宿禰塚跡進入口 塚跡碑
*PCなら画像をクリックすると拡大されます(スマホならピンチ拡大して下さい)。
桜井市大字狛こま。狛川西側の古墳群。野見宿禰塚跡付近の変則T字路から、近鉄大阪線の高架を越え、右下に見える老人ホーム駐車場進入路脇から150m程上った分岐を「岩坂(下)」方面に下る。(分岐からすぐ、化学工業所が右下に見える所は道幅が広く駐車できた)。そこから岩坂(下)集落に行く途中のU字カーブ脇に、北に降りて行く農道がある。農道を小川沿いに行く。
岩坂(下)への分岐 岩坂大芝古墳方面へ 農道
小屋の右横を過ぎて、道なりに北西に上って行くと林道に入る。林道入口から道なりに60歩(40m)進み、左にカーブする手前(細い切り株が3つ並んでいる)処から左手斜面を左上(南西)に登って行く。
小屋から北西に上る 林道入口の木 登り口
*写真は2021年11月26日。季節や経過年数により周辺の様子や目印が変わることが多いので注意ください。
35~40歩上ると、右手に小墳の高まりがある。
(林道から見た登り道)
上図の奈良県遺跡地図では東側に5基(遺跡地図146~150)、西側に4基(142~145)。北東に向く尾根上の一番低い位置にある「146」が7世紀代の径17m・高さ約3mの円墳で、半壊した両袖式の横穴式石室が南東に開口している。全長7.6m、現存羨道長約3m・幅1.1m、玄室長約4m・幅約1.7m・現状高さ約1.8m、天井石は一部崩落しているが殆ど見当たらない。
羨道部 奥壁方面 石室俯瞰
ここからさらに南に狛大石古墳、岩坂式シ山古墳(入室可能石室有り)がある。