伏見八幡神社古墳周辺
①塚廻り古墳跡→②ビワノ木古墳跡→③鬼ケ城古墳跡→④伏見八幡神社古墳
2020年11月10日(火)。
奈良県五條市の古墳を巡る前に、県道30号線沿いの奈良県御所市の古墳に立ち寄った。
私が車で巡った順に掲載しています。
塚廻り古墳跡
御所市小林330=小林保育所の南隣。南阪奈道路-葛城IC出口=太田南交差点から30号線南進3.5km=兄川橋南詰交差点右折すぐの御所市文化交流センターの南側に回る。径24mの円墳らしいが、墳丘跡は段状に囲ってあり、墳丘上も平らに舗装されている。墳形を表しているのかも?にしては・・・・? 築造年代など詳細不明で、葛城山麓に単独で所在。
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ビワノ木古墳跡
御所市関屋字ビワノ木。塚廻り古墳跡付近の兄川橋南詰交差点から30号線南進2.8km=名柄交差点から309号線を西進。葛城山の南、水越峠越えの旧街道沿い田圃の中に、横穴式石室の石材が露出。墳丘は無く墳形不明。一番大きな石材は高さ140~150cm。須恵器が出土したらしい。石材から130m程北西側斜面にに孫九郎山古墳が有る。
鬼ケ城古墳跡
御所市関屋。ビワノ木古墳跡から集落の道を抜けて、305号線の狭い高架下を南下。奈良県遺跡地図「16B-0203」。田圃に開墾されて?墳丘は全く無い。作業小屋の西脇に石材がある。横穴式石室が有ったようで、 鬼ヶ城古墳の東側から飛鳥時代の瓦が出土し、葛城寺の可能性も指摘されているらしいが?????
ここから30号線に戻りますが、上図の緑矢印部分が、普通車ならタイヤ幅スレスレで、「冷や汗もの」でした。その割に、行ったという事実しか残らないので・・・・・。
伏見八幡神社古墳=樋口古墳
鬼ケ城古墳跡から30号線に戻った所から南へ2.7kmで右(西)斜め下へ。
御所市伏見字樋口。伏見八幡神社の境内に3基ある円墳の一つ。奈良県遺跡地図では古墳名称は無く、「16C-0007」とある。
径10m程の円墳。境内の北西、末社「弁天社」祠が墳頂。祠の北東横に石材が露出し、石室が崩落している。石材の隙間から自然石を積み重ねた玄室奥壁が見える。ほぼ南向き?。本社殿背後に「16C-0009」の墳丘が残っており、径15m程。少し西の「16C-0008」は径10mの円墳らしいが、墳丘は良く分からない。いずれも発掘調査はされていなくて詳細不明。
神社本殿裏16C-0009 16C-0007への順路
16C-0007への別順路 16C-0007へ
石室崩落部 奥壁
ここから、いよいよ五條市の古墳を巡ります。